英詩と日本詩人 |
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Page 111
... しこし西風の山の木の葉をはらふとき悲しいかなや秋風のもは秋の百葉を落すときつるぎふる人は利剣を振へどもげにかぞふればかぎりありときよ舌は時世をのしるも はげ高くも烈し野も山もいぶき息吹 声はたちまち滅ぶめり 島崎藤村:秋風の歌 111.
... しこし西風の山の木の葉をはらふとき悲しいかなや秋風のもは秋の百葉を落すときつるぎふる人は利剣を振へどもげにかぞふればかぎりありときよ舌は時世をのしるも はげ高くも烈し野も山もいぶき息吹 声はたちまち滅ぶめり 島崎藤村:秋風の歌 111.
Page 296
... ときはなる世のあればこそ,ときはなる名のありもすれなわざ汝もまた業をときはなるときつばさ PARADISE LOST ( in part ) John Milton ( 1608-1674 「時」の翼にのせよかし。 296 宮崎湖処子:時.
... ときはなる世のあればこそ,ときはなる名のありもすれなわざ汝もまた業をときはなるときつばさ PARADISE LOST ( in part ) John Milton ( 1608-1674 「時」の翼にのせよかし。 296 宮崎湖処子:時.
Page 309
... とき。 4 夢より淡く「北光」の光微かに薄らぎて氷の山にかるときあるは斗牛の影冰る光波のへに破船の伴の望むとき。夕暗空に声もなく影もわびしく稲妻のまたくひまに消ゆるとき誰か憂ひに閉されて望む光の淋しさに我世の様をたぐへざる。もゝとせ千歳秋 ...
... とき。 4 夢より淡く「北光」の光微かに薄らぎて氷の山にかるときあるは斗牛の影冰る光波のへに破船の伴の望むとき。夕暗空に声もなく影もわびしく稲妻のまたくひまに消ゆるとき誰か憂ひに閉されて望む光の淋しさに我世の様をたぐへざる。もゝとせ千歳秋 ...